COLUMN トレーナーコラム
怪我に対応できるトレーナーとは
【怪我に対応できるトレーナーとは】
みなさん、こんにちは!トレーナーの森崎です。最近急に冷え込んできましたが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
寒くなったり、天候が悪くなり低気圧になったりすると、昔の傷が痛む、腰痛が起こる、膝が痛くなる、などの経験がある方は少なくないのではないでしょうか?
最近、REGBODYではダイエットが目的の方だけではなく、怪我があるお客様が入会されるケースが増えてきております。そこで今回は怪我とトレーニングの関係、そもそも怪我があるとどういうトレーニングをするのか、について簡単に書いてみようと思いますので、最後までお付き合いいただけると幸いです。
以下の内容は、私の経験と解剖学的な見地から考えられる予防策や対処であり、同じ痛みだからと言っても自己流で同じ方法で改善がみられるという訳ではありません。
一人一人の筋肉の状態やライフスタイルに合わせてトレーニングメニューは変える必要があるので、こちらの記事を読んで気になった方は是非一度REGBODYにご相談ください。
よくある怪我や痛みの種類
パーソナルトレーナーとして20年近く仕事をさせて頂いておりますが、その中でもよくあるケースを2つに分類していくつか紹介していきます。
ケース①:整形外科的疾患ではない
ケース①はいわゆる「腰痛」「肩こり」に代表される、整形外科に言ってもレントゲンやMRI上では「なんの異常もない」だけど、痛みがある、、ケースです。
これはお医者様から原因を以下のように言われることがほとんどだと思います。
- 加齢
- 運動不足
- 姿勢が悪い
- 筋力が足りない
そして対処としては
- 湿布や痛みどめ(場合によっては注射)
- 運動(筋トレ)
- 安静
- 痛みとうまく付き合っていってくださいと言われる
などではないでしょうか。
もちろん、痛みがひどいケースではそもそも痛みをとってから運動をする方が良い場合がありますが、ここでお医者様に「じゃあどんな運動をすれば良いのか?」と伺っても的確に答えることができるお医者様はほとんどいないのではないでしょうか?
ケース②:整形外科的疾患
ケース②は整形外科で明らかに症状としての「名称」がついているもの、場合によってはトレーナーではなく理学療法士のリハビリが必要なケースもありますが、以下のようのものがよく聞く症状です
- 変形性膝関節症
- 椎間板ヘルニア
- 頸椎ヘルニア
- 変形性股関節症
- 五十肩や四十肩
- 腰椎すべり症
- 腰椎分離すべり症
- 臼蓋形成不全
膝、腰、首、肩、股関節、これらは体を動かす上でとても重要な関節であり、この要所に怪我や痛みがあれば、当然体全体の動きが悪くなったり、痛みがいろんなところに派生したりすることがあります。
もちろん、こういった整形外科的なものでも、そうでなくとも、私たちパーソナルトレーナーは「治す、治療する、治せる」とは言えないのですが、根本的原因を追求し、改善に向けてお手伝いすることはできます。
そのために必要なものは
- 解剖学の知識
- 怪我の知識
- 姿勢や筋肉の動き、動作、関節の動きを見る知識
- 怪我や症状に併せてトレーニングメニューを考えることができる知識とスキル
こういった専門家として当然ではありますが、知識とスキルがあって初めて対応することが可能になります。
REGBODYで行なっていること
REGBODYでは毎週のスキルアップ研修や外部の専門家との合同勉強会を通し、全員がどんなお客様(もちろんお医者様の運動許可は必要です!)にも対応できるようにしております。
例えば、腰の痛みの原因が太腿の前の筋肉の硬さだったり、お尻の筋肉の弱さだったりしたら、、、例えばお尻を鍛えたら肩こりが改善する、、お尻を鍛えたらウェスト(肋骨が広がっている部分)が小さくなる、、と言われたどうでしょうか?
「え?そこ関係ない部分じゃないの??」
とほとんどの方が最初は半信半疑で、トレーニングを開始されます。腰痛の方が「腹筋と背筋のバランスが悪いんですよね!」と言われたことに対し、私たちREGBODYトレーナーは「筋肉の動きをみないとそうとは限りません。腹筋が働かない原因が太腿の前にあるかもしれませんし、臀部の筋肉のせいかもしれません。根本的な部分をまず見つけましょう!」とお答えします。
もし、どこかのジムで「腰痛は腹筋と背筋のバランスが悪いからですよ」と言われて、腹筋を鍛えたのに腰痛が治らない、、お医者様からはどこも悪くないと言われた、、、そんな方は是非一度私たちにご相談ください!