COLUMN トレーナーコラム

筋肉の不思議②:筋肉を知ろう!【筋肉と日常生活:ストレートネック】

日常生活と筋肉。

皆さん、こんにちは。REGBODYトレーナーの森崎です。
ダイエットと言えば筋トレ!と言ってもいいほどの筋トレ・パーソナルトレーニングブーム。前回に引き続き、筋肉の働きについてお話をしていきたいと思います。
ちなみに前回は筋肉の4つの役割についてでした。
前回のお話:筋肉の4つの役割
(前回記事はこちらこちら
① 体を動かす
② 体を守る
③ 熱を出す(熱発生)
④ 血の巡りを助ける(循環補助)
今回は日常生活で筋肉ってどう役に立っているの?というお話です。

日常生活は重力との戦いだ!

「重力に抗う筋肉の話」

「筋トレ」といえば、ダイエット、ボディメイク、マッチョになる、等などなんとなく「見た目」が最重要に位置付けされるような筋トレですが、そもそも私達は歩いたり、座ったり、立ったり、、常に重力に抵抗して、体の姿勢を維持しています。こういった重力に抗う、特に重要な筋肉を

抗重力筋

と呼びます。この抗重力筋の異常が、現代人が抱える「慢性的な姿勢の異常」、ひいては「慢性的な痛み」につながってきているのです!
そして、大切なことですが、痛みの原因はそれ以外にも当然ありますので、痛みがある場合にはまず、医師に相談しましょう!
よくある痛みのケース:ストレートネック
ケース①

デスクワークでいつも首や肩が凝ります。マッサージなどにいくと一時的に痛みがよくなりますが、、整形外科ではストレートネックと言われました。

ストレートネック、最近は特によく聞くようになったと思います。↑上の写真、ぱっとみると「おお、、すごくきれいにまっすぐ!」と思ってしまうのですが、これこそがストレートネックのレントゲンです。
通常、背骨(頭側から頚椎、胸椎、腰椎)はS字カーブをしていますが、姿勢の悪さ、前かがみでの長時間のデスクワークにより、首周りの筋肉が固まり、猫背や頭が前にでていると、首の骨(頚椎)がまっすぐになってしまい、慢性的な痛みや凝りといったまさに現代病といえるものになってしまいます。
わかりやすく、比べてみましょう↓
いかがでしょう? 並べてみると一目瞭然ですね!
このように悪い姿勢をとっていると、骨の状態に影響を及ぼします。
そして、姿勢を維持するには、そう!抗重力筋、例えば背中の筋肉、腹筋、骨盤をまっすぐに支える筋肉が必要なのです!

どんな筋トレで鍛える?

ではこういった悪い姿勢にならないためには、抗重力筋を4鍛える必要がありますが、例えばどんな筋トレが良いでしょうか?、なんでしょうか、、腹筋?体幹トレーニング??背筋?
それはズバリ、、、

スクワットやベンチプレスといった普通の筋トレ。

例えば体幹トレーニングといったものも悪いわけではありませんが、抗重力、といわれるように「外部からの力に抵抗する」ことで、当然重力にも抗えるようになります。

スクワットやベンチプレスなどの重量を持ち上げるには、腹筋や背筋、いわゆる体幹の筋力は必要不可欠であり、一流のパワーリフターの中には、一切腹筋をしないのに、腹筋バキバキの方もいらっしゃいます。

骨盤を安定させ、体幹を引き締め、腕や脚に力をいれる、、これこそが、日常生活で姿勢をきれいにすることができる能力を手に入れる最適の方法です!

もちろん、前述の通り、痛みがあったり、怪我がある場合など、どのような筋肉の状態なのかを事前にチェック、評価する必要があり、どんな人にも同じエクササイズが当てはまることはありません。
最適なプログラムを作るには、まずその人の状態を正確に評価する能力が必要になってきます。
REGBODYでは初回トレーニングでお客様の筋肉の状態を評価し、お一人お一人に最適なプログラムをご提供します!(REGBODYの評価方法については機会を見てご紹介します!)
次回は別のケース(日常生活編、腰痛)をご紹介いたします!
筋トレについてもっと詳しく知りたい、痛みがあるけど、整形外科ではなにも異常がないと言われた、、、そんな方は是非無料カウンセリングにどうぞ!
こちらからお申し込みください。お待ちしています!!
参考文献
筋力強化の教科書
2020 石井直方・柏口新二・高西文利
     

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